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あやこおばあちゃん秘伝の味「ちまき」を教えてもらいました
こんにちは。集落支援員の田辺です。
今日は、あやこおばあちゃんに「ちまき」の作り方を教えてもらいました。
あやこおばあちゃんは、昔学校で給食を作っていた人で、料理がとっても上手なんです。
「ちまき」は、人に教わったり、色々研究したりして、自分なりのオリジナルの作り方を開発し、道の駅おたりで販売していたこともあるそうです。
そんなあやこおばあちゃんの想い出の詰まった、大切な「ちまき」の作り方、今度は私たちが後世へ伝えていくために、しっかり勉強したいと思います!
あやこおばあちゃんの「ちまき」は、もち米を使います。
もち米は前日から浸しておいて、よく水を吸わせておきます。
そのもち米に塩を入れ、よく混ぜます。
※この塩加減が難しい!味見してちょっとしょっぱいと思うくらいでちょうどいいです。
※もち米を浸す水は、この辺りで採れる「松葉の湯」という冷泉を使います。
お米に豆(今回はひたし豆を使用)を混ぜ、笹の葉に詰めていきます。
この時、笹の葉からお米が出ないようにするのがポイント。
お米を入れたら、指先でつんつんしてお米を下にしっかり入れる。
あとは、笹の葉で包んでイグサ(もしくは岩菅)でしばったらOK!
この包み方とイグサの結び方が難しい!
お米の量も多すぎるとだめだし、少なすぎてもだめ。
笹の葉の大きさを考えてお米の量を決めるって感じですかね。
※この辺りは一応秘伝なのでネットでの公開はしないでおきますね!
最後に、茹でてできあがり。
すごくおいしそーう(#^^#)
中を開けたらこんな感じです。
お米が黄色いのは、冷泉の成分が入っているため。
ひたし豆のコリっとした食感ともち米のもちもち感が絶妙なハーモニーを奏でています!
そして一口目にふわっと薫る笹の香り。
おばあちゃん秘伝の味、ごちそうさまでした。
「ちまき」自体は大昔から小谷村で食べられていたわけではなく、新潟の方の食文化が伝わって小谷村に持ち込まれたようですが、現在ではイベントやお祝い等でよく「ちまき」が使われていたりします。
見た目がいいので、お土産にも喜ばれるそうです。