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全麺協素人そば打ち段位認定大会
こんにちは。小谷(おたり)村集落支援員の田辺です。
小谷村にもやっと雪が降って、冬らしくなってまいりました♪
実は私先日、「全麺協素人そば打ち段位認定大会」という大会に参加してきましたので、今回はその大会について、書きたいと思います!
そもそも「全麺協」って何??という方のために…
「全麺協」とは、そば文化に関する様々な事業を行っている一般社団法人 ということらしいです( *´艸`)
難しいことは良くわかりませんが、そばを生業としていない人たちが自分のそば打ちの腕前がどれくらいかを知るのに、段位という基準を設けてくれているわけですね。
以下、全麺協HPより引用させていただきます。
“そば打ちを職業としない「素人」を対象に、「そば打ち技能の習熟度」「そばの普及活動による地域振興の貢献度」「そばに対する取組み姿勢や態度」「そばに関する知識の習得度合」等を審査し、全麺協の定める基準に基づき「段位」を付与する「段位認定制度」を制定しました。
そば打ちによる「仲間づくり」「地域づくり」を通して、「人格形成(自分づくり)」を目指しているのが、全麺協の「素人そば打ち段位認定制度」なのです。“
と、いう事らしいです!
そば打ちによる「仲間づくり」「地域づくり」!これはまさに小谷流そば打ち教室でも目指していることなんです。実際、そば打ちを通して人と人とが仲良くなり、手打ちそばのふるまい等のイベントは地域づくりにも繋がっていると感じます。
ちなみに今回の試験、長野県内は県内ですが、愛知県に隣接した根羽(ねば)村という村で開催されました。
小谷村からなんと約200Km、所要時間3時間の旅!
普段そんなに長距離を運転しない私、12月初めの路面が凍結しているかもしれない微妙な時期で…この時ばかりは今年の暖冬に感謝( *´艸`)
根羽村へは初めて行ったのですが、温泉もあり、棚田もあり、のどかな雰囲気の村で、なんとなく小谷村と雰囲気が似ている感じがしました(*´▽`*)
もっと時間があったら色々観光とかしたかったんですが、残念ながら時間がなく…。
「グリーンハウス森沢」という根羽村での宿泊先です。
廃校になった学校をリノベーションして宿泊施設にしたところです。ノスタルジックな雰囲気…。
ここでは、明日大会に参加する人と、その応援(付き添い)の方々が宿泊し、交流会がありました。
殆どの方が何らかの会に所属しており、無所属の私はなんとなく不安だったのですが、(今回たまたまだったのかな?)皆さんとても気さくに話しかけてくれて、心底ほっとしました(;´Д`)やっぱり、話の内容はそば打ち談義。そば打ちの話をしていると本当に時間が経つのが速い!
普段、「小谷流」でないそば打ちの方とそば打ちについて話をすることがほとんどないので、すごくいい刺激になりました。
そしてそして、大会当日!
さすがに緊張しました。。。
場所は根羽村だけに「ネバーランド」。
ソフトクリームがめちゃくちゃ美味しかったです!!
名物の大杉焼き豆腐食べたかった。売り切れてた( ;∀;)
中にアリーナがあり、そば打ち会場となっていました。
こんな配置でそば打ちをします。
黒服の方々が審査員です。審査員と向き合って、がっつり見られながらそば打ち。。。
コレハキンチョウスルダロ(´Д`)
指定時間の40分で、水回し→練り→のし→そば切り→道具の片付け、のすべてをしなければいけません。
そして、終わったら手を挙げて「終わりました」と申告し、審査員の方に見てもらいます。
その後は道具などに一切手を触れてはいけません。
道具の置き方も定められています。
こんな感じです。↓
※大会によって若干の違いがあるかもしれません。
こね鉢やのし台、生舟は大会側で用意してくれていましたが、包丁や駒板、のし棒は参加者が持っていかないといけません。
他にもふるいの「受け」や計量カップを置く台、スクレイパーや安全ピン(ゼッケンを留めるため)などを大体の方は持参していました。
私は忘れたけどな!
服装も特に決まりはないようですが、ほとんどの人が白い割烹着の上下に白い小判帽子でした。
私は紺の作務衣だったけどな!
緊張しすぎて顔が引きつっています。
他の人のそば打ちを見て、参考にしてからそば打ちしたかったのですが、登録番号9番、なんとトップバッターでした。
私の中で一番ハードルが高かったのはやっぱり40分という時間制限。
時間を過ぎてしまうと大幅な減点となりますので、それだけは気を付けていました。
それにしてもたくさんの人から見られながらそば打ちをするというのは本当に緊張するものですね…。
自分でもびっくりするような、ありえないような失敗をたくさんやらかしてしまいました(>_<)
私の打ったそばです。
そばがよじれてしまっていて、見栄えがよろしくありません(;´Д`)
自分でも、明らかに減点になった箇所がわかるのですが、このおそばの並べ方も減点になっているかもしれません。おそばはきれいにまっすぐ並べた方が良いのです。
細く切ったお陰?なのか、点数は77.2点という結構いい点数がもらえました。
めでたく初段に認定していただきました。
今回、素人そば打ち段位認定大会に参加したことにより、小谷流じゃない、全国のそば打ちの方々と交流することができました。
大会ではみなさんのレベルの高さに驚いたのと、そばを愛する人が日本中にこんなにたくさんいるんだ!ということを身に染みて感じました。
この経験を活かして、今後の「小谷流そば打ち教室」にも活かせていけたらと思っています。
小谷流そば打ち教室は毎月第二水曜日、小谷村中土観光交流センターで開催しています。
お問い合わせはこちらまで↓
小谷村役場特産推進室(担当:田辺)
電話:090-5998-3017