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小谷村の棚田はこうして管理されている|田んぼの水管理|
小谷(おたり)村棚田シリーズ!
こんにちは、集落支援員の田辺です。
6月も中旬に入り、最近の小谷村はいいお天気が続いています( *´艸`)
お天気が続くと、田んぼの水が気になりますよね!
田んぼの稲って放っておいてもすくすく育つものだと思っているそこのあなた!
実は田んぼは、そんなに簡単なものではありません。
田んぼも「水見」といってちゃんと田んぼに水が張っているか、毎日管理していないといけないのです。(この事実、私は最近知ったんですけどね!)
田植えをしたばかりのこの時期、稲にとってはとても重要な時期です。
水が多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない、らしいです(;´∀`)
つまり水見の役割はかなり重要、ってことなんですが…なんと私、
気づいたら今週水見当番でした( ゚Д゚)
それでは水見当番の私が、小谷村中谷地区の棚田をお見せいたします!
※今週稲に何かあったら水見当番ではなくブログを見た人の責任ってことでお願いします(;´∀`)
この、すべての面積合わせたら一町歩(約一万平方メートル)近くある棚田を一枚一枚歩いて確認していきます(;´Д`)
水がたっぷりの田んぼもあれば、水が少なめの田んぼもあり、それぞれ個性があります。
だから一枚一枚全部見てあげないといけないんですよね。。。
とりあえずどの田んぼも稲は元気です。一安心(;´∀`)
さすがにこの田んぼは水が少なそうだ!そんな気がする!
とりあえず水あてときました。
※水あてとは、田んぼに黒パイプで水を入れることです。
田んぼと田んぼの間には、ちいさな堰(せぎ)があり、そこから水を引っ張ってきます。
堰の水は山から来ているのですが、とっても澄んだきれいなお水です。
これが、堰。
こんなきれいなお水で育つ稲は幸せです。
だから小谷村のお米はおいしいのかな?
なかなか孤独な作業…。
折角なので田んぼの生き物をこのブログで紹介したいと思い、探したのですが見つかりませんでした。蛇が怖くなって探索を中止したわけではありません。万が一マムシにでも咬まれたら救急車呼ばなきゃいけないから止めただけです!( `―´)ノ
水見は地味な作業ですが、大事な仕事です。
こうした影の努力があって初めておいしいお米ができるんですね!
***告知***
今年、平成30年9月8日(土)-9日(日)に「全国棚田(千枚田)サミット」が小谷村で開催されます。
興味のある方はぜひお越しください。