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はた織りに初挑戦してみました〜小谷ぼろ織り〜
こんにちは!
小谷(おたり)村地域おこし協力隊の石田です。
「はた織り機のある生活」に憧れたこと、ありませんか。
私は昔から、漠然と「いつか必ず」と思っていました。
![1.JPG](/articles/upload_images/748d4d5e31dfee869b0a42d5b3faa90c31883b1b.JPG)
小谷村では、今でも織り機が当たり前のように置いてあるお宅が多くあります。
一般的な糸を組み合わせる布織りのみではなく、
古着などボロの布地も捨てずに大切に再利用する「ぼろ織り」は小谷村特有の文化。
![2.JPG](/articles/upload_images/3de966b1b6a2861c39c6583ef38bdb71f7da38bc.JPG)
私もいつか織り機を手に入れるその日に備え、
小谷村主催のぼろ織り養成塾「織姫養成講座(全4回)」を受講することにしました。
体験ではた織りをしたことはありましたが、いちから学ぶのははじめて。
ひとことで言うと…
「準備が大変」です。
最初に「はた織りは織るまでの準備が8割」と先生に教えていただきましたが、まさにその通り。
例えば、トントンと動かして布を整えていくこの部分
![3.JPG](/articles/upload_images/3628c792a0d6a25bc5496c6b8ea2b54dc772b694.JPG)
1cmに8目の目に一本ずつ縦糸を通していきます。
目がしょぼしょぼする〜
![4.JPG](/articles/upload_images/5e8ad2e93921c483a4c8bfd1077f1a4aea611080.JPG)
※この竹のパーツ(おさ)は今はもう作る職人がいないんだとか。
そして縦糸を交互に上下に分けるために糸で吊り下げるこの部分
![5.JPG](/articles/upload_images/d5c7df9fb58f5a2cd320fca6ca5b884cba79e05d.JPG)
こちらも一本一本糸をひろってつくっていきます。
![6.JPG](/articles/upload_images/531a4d19f683ef5dc5d8b87454a0e3c8b1f273b2.JPG)
ご紹介したのは準備のほんの一部ですが、「自動で」とはいかないこの地道な作業が、布の仕上がりを決めていきます。
工程が多くて覚えるのも一苦労です。
さて、朝から3時までかかってようやく織り機のセッティングが完了。
今日は思い出のワンピースにハサミを入れ、あらたな布を作ってみることにしました。
サラバ、ありがとう!
![7.JPG](/articles/upload_images/47de50cd7bd197828e083b2526bb5b258fa6c12c.JPG)
チェック柄がきれいなグラデーションになりました。
変化がおもしろいですね。
![8.JPG](/articles/upload_images/8.JPG)
昔は一家に一台、旦那さんが奥さんの体に合わせて作ってあげるのが当たり前だったそうです。
だから、織り機によってサイズ感も様々。
衣・食・住すべてを自身でまかなう小谷村の皆さんの生活力にはほんとうにいつも脱帽します。
ぼろ織りに興味をもたれた方は、協力隊のOG、相澤さんがひらかれた工房「ぼろ織り工房・風良(ふうら)」をぜひ訪れてみてくださいね。
詳しくはこちらの記事をチェック↓
http://www.otari-biyori.com/articles/entry/006457/
また、道の駅小谷でも作品を購入することができます。
ぜひ小谷のぼろ織りの風合いにふれてみてください。
小谷(おたり)村地域おこし協力隊の石田です。
「はた織り機のある生活」に憧れたこと、ありませんか。
私は昔から、漠然と「いつか必ず」と思っていました。
小谷村では、今でも織り機が当たり前のように置いてあるお宅が多くあります。
一般的な糸を組み合わせる布織りのみではなく、
古着などボロの布地も捨てずに大切に再利用する「ぼろ織り」は小谷村特有の文化。
私もいつか織り機を手に入れるその日に備え、
小谷村主催のぼろ織り養成塾「織姫養成講座(全4回)」を受講することにしました。
体験ではた織りをしたことはありましたが、いちから学ぶのははじめて。
ひとことで言うと…
「準備が大変」です。
最初に「はた織りは織るまでの準備が8割」と先生に教えていただきましたが、まさにその通り。
例えば、トントンと動かして布を整えていくこの部分
1cmに8目の目に一本ずつ縦糸を通していきます。
目がしょぼしょぼする〜
※この竹のパーツ(おさ)は今はもう作る職人がいないんだとか。
そして縦糸を交互に上下に分けるために糸で吊り下げるこの部分
こちらも一本一本糸をひろってつくっていきます。
ご紹介したのは準備のほんの一部ですが、「自動で」とはいかないこの地道な作業が、布の仕上がりを決めていきます。
工程が多くて覚えるのも一苦労です。
さて、朝から3時までかかってようやく織り機のセッティングが完了。
今日は思い出のワンピースにハサミを入れ、あらたな布を作ってみることにしました。
サラバ、ありがとう!
チェック柄がきれいなグラデーションになりました。
変化がおもしろいですね。
昔は一家に一台、旦那さんが奥さんの体に合わせて作ってあげるのが当たり前だったそうです。
だから、織り機によってサイズ感も様々。
衣・食・住すべてを自身でまかなう小谷村の皆さんの生活力にはほんとうにいつも脱帽します。
ぼろ織りに興味をもたれた方は、協力隊のOG、相澤さんがひらかれた工房「ぼろ織り工房・風良(ふうら)」をぜひ訪れてみてくださいね。
詳しくはこちらの記事をチェック↓
http://www.otari-biyori.com/articles/entry/006457/
また、道の駅小谷でも作品を購入することができます。
ぜひ小谷のぼろ織りの風合いにふれてみてください。