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大網雪と火の祭りに向けて
こんにちは。北小谷北部地域づくり応援団の小橋です。
先日私の担当地区の大網では、来年の火祭り用の萱集めがありました。
大網雪と火の祭りは来年で44回目。
伊藤好一郎氏によって創作された、地域の家内安全や五穀豊穣を願うお祭りです。
厳しい冬を乗り越え、待ち望んだ春を迎えるその時期に行われ、松明を持ち鬼に扮した男衆と巫女の舞は、真っ白な雪の会場の中のかがり火の中でとても神秘的です。
私も昨年初めて見たときは、鬼に扮した男衆の叫びと神秘的な巫女の舞に感動して、クライマックスにちょうど雪が舞ってきたことで更に会場が何とも言えない幻想的な光景でした。これは一度見に来る価値ありです!
この萱集め、祭りが始まった当時は一軒に三束ほど集めれば事足りたそうですが、今は高齢化や人手不足などの状況から不可能なため、観光役員の方が人を集めて数名で一気に行っています。
これが結構大変な作業で、初めに草刈り機で刈ってから持てる量に一束ずつ下を揃えて紐で縛り、軽トラックに積んで会場隅の東屋まで運びます。
途中萱を集めながら、伝統を続けていく事は容易ではない、地区の方達の想いと労力があるからこそできるんだなぁとしみじみ思い、この先も途絶えないように伝統ある祭りを守っていく事の大切さを感じました。
来年の大網雪と火の祭りは、2018年2月10日(土)に開催されます!
ぜひぜひお出かけください。
北小谷北部地域づくり応援団
小橋 咲子