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栂池バックカントリースキー 春の雪山

*白馬岳金山沢バックカントリー動画


こんにちは。小谷(おたり)村 地域おこし協力隊員の米村です。

東京では桜が満開、別れと新しい出会いの季節がやってきました。

小谷のスキー場は、新雪パウダーは終わり春スキーの季節を迎えています。栂池スキー場は
5月連休までゴンドラ・リフトが営業しており春スキーを楽しむことができます。

今回は、ゲレンデから山に登りそして沢を滑るバックカントリースキー(山スキー)をご紹介します。

メンバーは、神戸のY山岳会の皆様と小谷山案内人Oさん、そして私、テレマークスキーヤーと
アルペンスキーヤーの7名。

ルートは、栂池自然園から子蓮華の北隣、船越の頭まで登り白馬岳金山沢から大雪渓白馬沢、
そして猿倉、二股駐車場まで滑りました。

まず、栂池高原スキー場をゴンドラを使って登ります。

ここから上部は、バックカントリーエリア、アバランチキットはじめ冬山装備、登山届が必須です。

「栂池ロープウェイ」に乗車すると標高1,828m、一気に標高を稼ぐことが出来ます。

ここまで、とっても楽ちんです。

栂池自然園から、登頂開始。

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登りは寒くならず、汗をかかないぺースで焦らず。

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標高2,500mもうそこに船越の頭、あと少しです。

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さあ滑走です。子蓮華の麓を滑ります。

誰も滑っていない斜面を滑る気持ち良さ、自然のままの山を滑る楽しさは、
一度味わえば病みつきになります。

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遠くには、八ケ岳、浅間山が望めます。

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金山沢を滑ります。

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大雪渓白馬沢、大雪渓が目の前に見えます。夏山の大雪渓登山基地「白馬尻小屋」は雪の下、
屋根も見えません。

有名な白馬岳登山口「猿倉」までもうすぐです。

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天候に恵まれ大自然の北アルプスを気持ちよく登り滑るツアーとなりました。

条件が良くても、「バックカントリ―」は冬山登山と同じ、ありのままの雪山を滑るということです。

当然ながら、冬山雪山の危険と隣り合わせ、充分な準備と装備は必須です。

また、地形や自然を熟知したガイドの同行、単独行ではなくパーティでの入山が基本です。

(小谷村には、多くのガイドがいます。)

デブリ(雪崩で落ちて堆積した雪の塊のこと)も当然のことながら有ります。

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山の天気は気まぐれ、急変し一挙に厳しい冬山となります。
計画と準備を怠らず小谷のガイドとともに春の雪山を楽しみましょう。