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ドレッシングに込めた熱い思い!

こんにちは!小谷村地域おこし協力隊の水野です。

私が小谷村に来て一番最初から関わらせてもらっている仕事に、

商工会で支援して誕生した「小谷の四季」というグループがあります。

小谷の四季では村内産の農産物を使用してドレッシングを製造しています。

その名も「小谷村ドレッシング」。

種類は山菜・キノコ・トマト・りんご・わさび・さるなしの6種類。

※りんごは、長野県産

どれも他では見かけないような、ちょっと珍しいような味ばかりですよね。

今回はそのドレッシングについて紹介します。

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「小谷村ドレッシング」には、メンバーの熱い思いが込められています!

コンセプトは小谷村の農産物の規格外品を使うことにより、

農家さんの一生懸命作った農産物を余すことなく使い、収入増につなげ、

後継者を増やすことです。

村内産の原料は、近いからと言って簡単に手に入るものではありません。

どれも農家さんが一生懸命栽培したり、山に入って収穫してきたからこそ、手元に届くものです。

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山の斜面の沢水で栽培しているわさび。

ちょっと足場を誤ると、棚が崩れてしまいます。

気を付けながら、冷たい水の中を歩いて作業します。

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こちらは、さるなしの実。

もともと山野に自生していますが、小谷村ではこれを特産品として栽培しています。

キウィフルーツの仲間で、木で完熟するととっても甘くておいしいです。

でも、大きさはキウィと違って、親指の第一関節までほどの小さなものです。

これを何百キロと収穫するには、多くの人手が必要です。

こうやって、村中から集まった農産物を、小谷の四季でひとつひとつ手作業で加工していきます。

お年寄りからお子さんまで安心して食べてもらえるように、保存料や着色料は使っていません。

ボトルも、冷蔵庫のポケットに入りやすくて、倒れにくいものを皆で話し合って選定しました。

写真④.jpg

多くの人に見てもらうことで村の宣伝にもなるので、私も赴任してからの2年間、販売促進活動に取り組んできました。

少しずつ知名度も上がってきたのではないかな、と感じています。

これからも、多くの食卓を笑顔にするドレッシングを作りたいと、メンバー一同、日々研究をしています。

村内のお土産コーナーなどで見かけたら、ぜひ手に取ってみてくださいね。

※小谷村ドレッシングはこちらのサイトからもご購入いただけます。

東京・銀座で運営している「銀座NAGANO」のショッピングサイト『NAGANOマルシェ』

http://nagano-marche.com/shopdetail/000000002074/


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