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塩の道の会 草刈りに参加してきました!

こんにちは。

北小谷北部地区地域づくり応援団の小橋です。

先日は、小谷村の「塩の道の会」の草刈りに参加してきました。

塩の道とは、松本街道、千国街道とも呼ばれていて、昔内陸で塩が取れなかったために糸魚川から松本へと塩を運んだ道で、上杉謙信が武田信玄に塩を送った道としても知られています。

車の時代になり、大きな道路ができてからは生活道路もそちらへと移り、

塩の道を利用する人はいなくなりました。

小谷村の塩の道の会では、その歴史ある道を未来に残していこうと、様々な活動をしています。月に数回、塩の道歩きも行っていて、観光連盟公認のガイドの方が小谷、白馬、糸魚川の塩の道を案内しています。

今回は、その塩の道の整備という事で、私も草刈り機を持って、歴史ある道の整備をお手伝いしてきました。
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戸土から白池へ向かって刈るチームと、白池から戸土へ向かって刈るチームとで二手に分かれて出発です!

途中、ウルルというアブに刺されながらも、炎天下の道も頑張りました。
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戸土の集落は、新潟県境に位置し長野県で日本海が見える唯一の集落と言われていて、今はもう住んでいる人はいません。御柱祭りの前年に薙鎌打神事が行われる境の宮がある場所です。

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一昨年行われた時に打ち込まれた薙鎌がありました!!
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境の宮からは、晴れた日には運が良ければ日本海が望めます。

この日は晴れていましたが、残念ながら遠くの方が霞んでいて海かな?空かな?という微妙なところでした。。。

が、それでもここから見える景色は絶景です!!
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両チームが合流し、境の宮の広場でお昼を食べ、お参りをして、最後は会のみなさんでお馴染みのふるさとを合唱して、この日は少し早めに無事に塩の道の整備が終わりました。

ふるさとを歌わないとどうも締らないと、会長の澤戸さん。

塩の道を愛する地元の方、移住者の方達がこうやって昔の道を守っている事の素晴らしさを実感できました。

白馬村から参加された方の中には、

「塩の道の古道を歩いてとても清々しく、気持ちがよかった。私たちの世代には、このような里山歩き好きな人は沢山いて、なんだかあまり知られていないのがもったいない。」

とおっしゃっていて、この素晴らしい道をもっとたくさんの方達に知ってもらいたいですよね~とのお話になりました。

ぜひ、小谷塩の道の会で一緒に塩の道歩きをしましょう♪

北小谷北部地域づくり応援団

小橋