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スキー場だけじゃない!今年の冬は里山で遊ぼう。 田舎の伝統文化を体験しよう!

ようやく里にも初雪の便りが届きました。これから小谷村も冬本番を迎えます。
今回は、小谷村の冬の風物詩の1つでもある『どんど焼き』をご紹介します。

どんど焼きとは??

『どんど焼き』とは、小正月(1月15日)に正月の松飾りやしめ縄、書き初めなどを家々から持ち寄り、藁や茅で作られたやぐらで燃やすという、日本全国に伝わる火祭り行事のこと。どんど焼きの火にあたったり、どんど焼きの火で焼いた団子を食べれば、その1年間健康でいられるなどの言い伝えもあり、無病息災・五穀豊穣を祈る行事として全国各地で行われています。

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小谷村とどんど焼き

小谷村では、このどんど焼きのことを『歳の神(セイノカミ)』と呼び、地区ごとに昔から行われています。この『歳の神』では、大きなやぐらを組んだり、米粉や餅を丸めて枝の先に付けたまゆ玉を作ったりと、準備がとっても大変。特にやぐらを作る作業では、材料となる茅集めから始まり、やぐらを組む敷地の除雪、やぐらの骨組みづくりなど体力の必要な作業がたくさん。近年、小谷村も高齢化が進んでいるため、簡略化をしたり、実施できない地区も増えてきてしまっているのだそうです。

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中谷雪まつりでどんど焼きを体験しよう!

そんな中、小谷村を元気にしたい!との思いから、小谷村中谷地区の住民が共同で、どんど焼きなどを行う『中谷雪まつり』を毎年1月下旬〜2月上旬の土日のいずれかに開催しています。
この中谷雪まつりは、中土小学校の閉校をきっかけに、15年前から始まったおまつりで、中谷地区の住民が協力しあって作った軽トラおよそ20台分の茅を使った大きな大きなやぐらは見ごたえ抜群です。また、どんど焼きだけでなく、カラオケ大会やゲートボール大会、書き初めやまゆ玉づくり、道祖神づくりなど様々なイベントが開催されているのも、中谷雪まつりならでは。おでんなどの振る舞いもあり、寒い冬でもおでんで暖まりながらどんど焼きを楽しむことができます。
この中谷雪まつりは、一般の方の参加も可能です。日程は、決まり次第、LINE@より配信いたします!
今年の冬は、是非小谷村の伝統文化を体験しに、里山まで足を伸ばしてみませんか?みなさまのお越しをお待ちしております。

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