スキー場だけじゃない！今年の冬は里山で遊ぼう〜冬を満喫するツアーを開催しました！〜

豪雪地小谷村も暖かい日が続き、雪解けが進んでいます。雪の下からはちゃんめろ（ふきのとう）が顔を出し、すぐそこに春の訪れを感じられる季節になってきました。
そんな中、2月23日〜24日に『おたり暮らしのカタチ　冬コース』が開催されました。この『おたり暮らしのカタチ』は、観光だけでは体験できない小谷村の「暮らし」を体験できるイベントとして年４回開催しています。普段、なかなか行くことのない里山での貴重な体験に、多くの方がリピーターとして何度も参加いただいている人気のツアーでもあります。

おたり暮らしのカタチってどんなツアー？？

今回の冬コースは、小谷村『中谷地区』を拠点に、冬の小谷村をたっぷり体験いただけるツアーを企画しました。
中谷地区は、小谷村の中心部に位置する田舎らしい風景の残る地域で、雨飾山や鎌池といった観光スポットへ続く道沿いにあり、古民家カフェやゲストハウス、そば屋など様々なお店が点在する魅力溢れる地域です。今回のツアーは、そんな中谷地区に暮らす移住者や地元の人と交流を楽しみながら、内容盛りだくさんの１泊２日となりました。

内容盛りだくさんの２日間をご紹介！

1日目は、冬の古民具「かんじき」を履いて、森の中を散策へ。履きなれないかんじきに少し苦戦しながらも、雪の上を滑り降りたり植物を観察したり、動物の足跡を探したりと、冬の雪原を目一杯楽しむことができました。
その後、カエデの木からメープルウォーターを採取しました！このメープルウォーターは、無色透明ですが、これを60分の１程度まで煮詰めると普段目にするメープルシロップができるそう。メープルシロップの貴重さを身にしみて感じましたね。



冷えた体を温泉で温めた後は、今回お世話になった宿「古民家noie梢乃雪」で囲炉裏を囲んで、美味しい夕食をいただきました！この日のメニューは小谷野豚入りの鍋や高野豆腐の唐揚げ、山芋の明太子和え、そして冬ならではのジビエ料理などなんとも豪華なラインナップ！参加者の方が、各地から持参下さったお酒と美味しい食事、また梢乃雪の暖かい雰囲気の力もあり、すっかり参加者の皆さんも打ち解けた様子でした。



２日目は、小谷村の冬のご馳走「雪中キャベツ掘り」からスタート。この雪中キャベツは、雪の中で熟成されてとーっても甘いキャベツ。みなさんにもスコップ片手に雪の中からキャベツを掘り出してもらいました。掘り出したキャベツは、その場でパクリ。採れたての甘いキャベツの味に皆さん感動されていました。



採れたキャベツは、食べるだけでなくその外葉を草木染めの原料として使用しました。手ぬぐいやハンカチなどに思い思いの絞りを入れ、ほのかにキャベツ色のオリジナル作品がそれぞれ出来上がりました。



その後、雪中キャベツをふんだんに使った昼食を召し上がっていただき、１泊２日のツアーも終了の時間となりました。普段なかなかできない雪国での体験に皆さんご満足いただけた様子でスタッフも一安心。これを機に是非また小谷村に足を運んでいただければと思います。

ご興味をお持ちいただいただ方は・・・

今年度のおたり暮らしのカタチは、この冬コースが最後となります。小谷村では、来年度以降も里山の暮らしを体験できるイベントを開催していく予定です。イベントの予定は決まり次第「本日、おたり日和。HP」内に掲載していきますので、ご興味のある方は是非チェックしてみてくださいね。

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