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美味しいお米の季節です♫


金色に輝いていた稲穂もすっかり収穫を終え、稲架(はさ)に架けられた稲穂の風景が美しい季節になりました。
これからは、新米をいただける季節。とっても贅沢な季節になりました。新米を食べるまでの苦労を思うと、また格段に白米が美味しく感じられるものです。

稲架掛け.jpg

小谷村のお米は美味い!!

米どころというと、新潟県や秋田県をイメージする方が多いかと思いますが、小谷村のお米も旨味が強くとても美味しいお米です。
美味いお米ができる条件として「昼夜の寒暖差が激しい」気候であることがあげられますが、これは、昼に太陽の光をいっぱい浴びて(光合成して)蓄えられた糖分が、通常は夜に呼吸をすることによって失われていきますが、涼しい気候の場合は、この呼吸が少ないため、失われる糖分の量が少なく、たくさんの栄養素(旨味)を蓄えることができるんだそうです。
小谷村は、昼は暑くても、夜はクーラーなしで過ごせる日も多く、人間にとっても過ごしやすくていい環境ですが、お米を育てる上でも最適な環境と言えそうです。

田植写真.jpg

移住5年目、米作り5年目。まだまだ初心者です。

移住して5年目の私も、米作り5年目になりましたが、毎年失敗の連続で周りの方に助けてもらってばかりの初心者です。
お米作りは、4月中旬の苗作りから始まります。そして、田起こし、代掻きを行ってようやく田植えの準備が完了します。
田植えは、ほとんどの方が機械で行いますが、もちろん昔のように手植えで行うこともできます。私も友人を招いて手植えを体験してもらいました。お子さんも来てくれて、泥んこになりながら楽しく田植えをしてくれました。

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ここから、稲刈りまでのおおよそ4ヶ月間は、水と雑草との戦いです。水が少なければ、せっかくの除草剤がうまく効かずに、稗などの雑草が田んぼのそこここに生えることも。そうなったら大変で、田んぼに入り稗を取るという余分な作業が必要となります。
そんな苦労をくぐり抜けるとようやく、稲刈りの季節がやって来ますが、ここでも大きな問題が・・・それが天気です。
今年は、小谷村も8月までは雨が少なかったですが、9月からは雨の日も多く、天気予報をにらめっこしながら雨の合間をぬっての稲刈りで、周りの方の協力もあって、なんとか終えることが出来ました。

米作り5年目にもなるのに、毎年失敗だらけで、米作り大変だなぁ・・・と弱音を吐きそうになることもありますが、美味しい新米を口にすると、やっぱり来年も作りたいな、来年はもっと収穫できるように頑張ろうと思わずにはいられないのです。

小谷村で米作りをしませんか?

この時期になると、小谷村でも道の駅などのレストランでは美味しい新米が提供され、また購入することも可能になります。しかし、やはり自分で作ったお米の美味しさを是非皆さんにも味わっていただければと思います。
小谷村では「田んぼオーナー制度」という取り組みを行っています。これは、希望者の方に田んぼを貸し付けて、地元の農家さんの指導の元で田植えや稲刈りを体験していただける取り組みで、地元の方と交流しながら田んぼの作業を体験していただける制度です。
今年の秋に、小谷村のお米をご賞味いただき、来年は是非ここ小谷村で一緒に美味しいお米を作りましょう。

田んぼオーナー制度についてはこちらから

小谷村田んぼオーナー制度